20日、イカマの更新申請を人事にする。人事のパレスチナ人が、不鮮明なイカマの写真を見て「プロブレム」という。去年きたばかりのときの洗濯が原因だが、手続きのたびに、必要なコピーは予備の写真を上に乗せてコピーしていた。それが今頃になってたたる。しかしすべてがいいかげんなのに、なんでこんなことがプロブレムなんだよ、8月4日(月)の出発に間に合うか心配だ。

コンパウンドのマネージャーに「当局」についてもう一度聞くと、農林省だとの答。これは出生国がフランス(出発地)の場合の答。

21日、22日と進展なし。23日バルビゾンの動物病院に電話して開業していることを確認する。24日(木)切符屋で国際免許をとり、8月14日、15日のシェラトンは必要ないのでキャンセルし、レンタカーの予約を依頼する。条件はケージの乗せられるステーションワゴンであること。それからユーロスターの予約はサウジからはできないことがわかる。

25日、26日、27日と「出生国と当局」のあらゆる組み合わせについて、やること、やれること、問題点を整理する。それから出発までにやること、持っていくもの、フランスに着いてからやることを書き出し、上着とズボンのポケットのどこに何を入れて、いつ何を出すかを考え、カスタムで問題があったときは断固交渉する覚悟を決め、袖の下も1000リアル持っていくことにする。

28日(月)、そろそろと思っていたイカマはまだ取れず、30日(水)だと人事がいう。

29日(火)、イカマは洗濯したのがやはり問題で、最初のイカマ申請の時の資料を見にいくという。それは旧飛行場にあって、2〜3日かかるので8月2日土曜日になる。出入国ビザはそれから1日で取れる、ドントウォリーとパレスチナ人がいう。そう言ってくれるのはありがたいのだが8月4日の出発が危ないので、8月6日(水)のロンドン行きを予約する。この場合はカン太は中止となる。

30日、31日と日本の旅行代理店と連絡、支払いとクーポンの受けとり方を相談する。

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