8月6日(水)、今日取れなければシャモニーを中止してロンドンーバルビゾンに短縮するしかない。11時に会社に行く。待つ。待つ。ビザ屋がビザのハンコが押されたパスポートを持って来た。11時11分。受けとろうとして「しまった!」パスポートと交換のイカマを持ってくるのを忘れた。「イカマを忘れた!」というと、「お前を信じる」とパレスチナ人はパスポートを渡してくれた。直ちに切符屋へ行って切符を発券し、家へ帰ってイカマを持って人事へ。サンキューと言ってイカマをわたす。終わった。夕方カン太の散歩をし、再び動物病院へ。かわいそう。妻はまた泣く。

8月7日、朝6時10分家を出、ロンドンへ。地下鉄をマーブルアーチでおりて出口に向かって歩いているとき、妻がアバヤと財布を掏られる。財布の中身は200〜300リアルくらいでスリもがっかりだろう。ホームには「スリに注意」の看板がある。ホテルにチェックインし、バッキンガム宮殿を見にいく。明日のTGVの切符を買いにウォータールーへ行って、午後5時15分発と遅い切符しかなかったが購入する。

8月8日朝、ホテルの斜め向かいにハイドパークがあるので行ってみる。病院に間に合いそうもないので、1時にチェックアウトできるか聞くが、金曜日で混んでいるのでだめ、金を払ってもだめ。スーツケースを持って病院へ行く。10時45分、遅刻して到着、和気あいあい健康診断を受ける。荷物を置かせてもらってピザを食べ、再び地下鉄でウォータールーへ。TGVにチェックインし、バドワイザーを飲む。バドワイザーは以前飲んだとき、なんだこの薄いビールはと思ったものだが、ちゃんとホップの香りがする。ホームに上がる。パスポートのチェックはない。すばらしい。発車してしばらくしてユーロトンネルに入る。3時間でパリ北駅着。9時過ぎだ。さて・・・まずおしっこをし、換金し、テレホンカードを買い、シャモニーのホテルに夜遅くなるがよろしくと電話。

今度はレンタカー探しだが、エイヴィス、バジェットとも予約がないのでだめ。リヨン駅へ行けば電車があるかと地下鉄へ。切符の買い方がわからずもたついていると、学生がわいわい言いながら面倒をみてくれる。つぼの切符の買い方がわからない。今度は中年のお兄さんがコインを入れてくれる。返すというが受けとってくれない。やっと電車に乗る。バラの花をくわえたカルメンのようなアベックが乗り込んでくる。「明るいね、フランスの方がいいね」と妻がいう。同感。

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