29日(月)朝、センターに小さなボーリング場があるのでやってみる。気晴らしにはなり、つぼは「サウジアラビアって楽しいね」とやれやれとほっとさせることを言ってくれる。ヘラで買い物。新任の理科の先生に会う。つぼは午後、向かって右隣のうちのイギリス人の男の子とプールで延々ボール遊びをする。もうやめようと英語で言えなかったのだそうだ。ラジカセを下に持って来、パソコンをセット。夕食でお好み焼きをするが、丸い延長コードのコンセント部分が接触不良で、暖まったり切れたりする。日本のプラグはそのままではぐらぐらで、アダプターを介してコンセントに差し込むのだが、アダプターのプラグが丸棒でつるんとしているのだから当然だ。これはヨーロッパの仕様だろうが、日本と違って改良ということをしないのだ。
30日(火)、今日でハッジ休みは終わり。持ってきた将棋ソフトをインストールする。面白い。これはいいや、気晴らしになるのでありがたい。ヘラストリートのスルタンストリートとの交差点手前に魚屋があり、そこでハムールという魚を買っててんぷらにして食べる。ハムールは鯛のような白身の魚で、鯛よりこりこりしていて歯ごたえがありすぎるが、食べられる。
5月1日(水)、会社に出掛ける。 車がラマダンの時のように少ない。 追加の船便で送る物を日本にファックス。ピアノ、毛筆、ファミコン、靴磨き一式、半紙、魔法瓶、鉛筆削り、生理用品、三文判、蚊取り線香、物干し。ピアノはともかく、他は何で最初から送らないのだというものばかりである。1ヶ月を要約してファクスに書く。つぼは全然めげない。外人の子(女&男)とプールで遊んでる。カン太はすばらしい。名刺代わり。ママは食べ物が不自由で参ってる。サウジショックはない。
早めに帰って、体育の先生に蛍光灯を売っている店を聞く。サリーストリートから南へ何本目かの通りだと言う。