2日(火)、妻子のパリ行きの出入国ビザを依頼。
3日(水)、車の残金をキャッシュで払うから金額を教えてとレターを書く。カン太のおやつを受けとる。日本人会で緊急連絡網を作ったので、こういうこともあるのだと妻に見せると「こんなのいらないわ」とやはり外国にいる気でいない。
6日(土)、この間のバーレーンの爆発で、アラビアンホームズ正門に塀際に行く道は一般道なので閉鎖され、車は裏門から出るようになる。正門のゲートは電動式だったが、裏門はバランスウェイト付きの手動で、門番が引っ張って開閉する。何せ人件費が安いので、機械化はしないのだ。
8日(月)、カン太が突然、左前足びっこを引く。大変だ。散歩が足りないんだ。自転車に乗ってコンパウンドを2周するが、やりにくくてこれではだめだ。やっぱりサウジでは暮らせないのだろうか。
9日(火)、妻は朝5時半、まだ暗いうちの散歩を始める。日本の病院に電話。暑くて、狭いコンパウンドで散歩が足りず運動不足で、足が細い。体重はわからない。1年5ヶ月だがもう大人か? のみがいっぱいいるがそれが体調を変化させるか? ごはんは1日ドライカップ4杯だが少ないか? 出発の時もらったビタミン剤はどのくらい飲ませたらいいか? と立て続けに質問する。先生は、暑いなら水をかけろ、足が細いのは人間のアキレス腱が細いのと同じで大丈夫、体重は抱えて計り、人間の値を引いて計る、大人になるのは2〜3年、蚤は大丈夫、海へ行って塩水につけると足の蚤は退治できる、ごはんは4杯では足りない、下痢しない範囲で食べられるだけ食べてよい、ビタミン剤は体調の悪い時に飲ませるが、普段飲んでもおしっこで出るから大丈夫という返事だった。
朝夕の散歩に加えて、夜なら犬もいないからリードなしでいいだろうと夜10時の散歩を始める。