10日(水)、北方のタブークという町に出張。ヨルダンまで100kmのところで、着陸前の旋回で町全部が見えてしまう小さな町だ。降りるとさわやかな気候で「お〜涼しい」と口に出る。飛行場に戦闘機がいる。国境近くのためか。タクシーで代理店の名前を言って行く。代理店に着いて中に入るとおじいさん風の店長が迎えてくれる。お〜そうかそうかという感じで歓迎してくれる。仕事は別のお客さんのところでなので、若いスタッフに連れられて行く。仕事は単純ですぐ終わる。夜の飛行機まであまりにも時間があるので、ホテルに連れて行ってくれ、3時に迎えにくると言って別れる。昼寝をする。3時になり玄関で待つが彼は来ない。だまされたか、しかし何をとられるわけでなしと思いつつ、1時間近く待つと彼が現れた。途中でパンクしてタイヤを交換していたそうだ。もうくたくただと腕をさすっている。これで親切だなあという印象は確定した。飛行場へ送ってもらい、まだ時間があるのでレンタカーを借りて町を見に行く。中央部にほんの100m位の商店街があるだけの小さな町だ。
11日(木)、つぼは学校の遠足でナキールビーチへ行ったそうだ。おとなりさんの子どもにカン太が飛びついて目の下が赤くなったとのこと。「ちゃんとしつけてね」と奥さんに言われたそうだ。
12日(金)、ズボンのポケットからイカマを出すのを忘れて洗濯をしてしまう。写真が見えなくなってしまった。ヘラの買い物をし、プールに入り、カン太を風呂に入れ、また夕方ヘラに買い物。夜、カン太散歩。買い物とカン太で一日が廻る。
13日(土)、カン太を病院につれていく。元気で大丈夫、食べたいだけ食べてよい、やせていたのはごはんが少なかったせいという診断でほっとした。日本に帰ろうかと思っていたのだ。サウジに来て以来、これで一山越えた。
15日(月)、銀行に旅行の金をおろしに行く。アラビアンホームズの一本紅海寄りの道アンダルスロードに支店があって近いので、ATMでおろせたら一番いいと思って口座を作ったのだが、5000リアルまでしか一日一回でおろせない。これじゃやってられない。
16日(火)、妻はショッピングバスに乗って買い物。慣れてきた。