15日(木)、下痢がやっとなおる。夕方、着任したてのときよく来たホリデーインの日本食屋で寿司を食べる。エアコンが効きすぎて寒い。食べ終わって買い物。タハリアストリートのサリーストリートに近い方はきれいなビルが立ち並んで、原宿みたいな雰囲気だが、そこのBhSという雑貨屋で紅茶入れを探し、バサティーンという2階建てのショッピングセンターでソファのマットを物色し、家に時計がないので小さなしゃれた時計を買い、「9時45分だぞ! もう帰る!」と買い物狂いが始まる。慣れたんだ。家に帰ってかんちゃん散歩。
16日(金)、初めて気持ちがゆったりしている。ブラインドタッチの練習などをし、ダウンタウン入り口にあるレッドシーパレスというホテルでお昼を食べる。プールとカン太のお風呂と、ママはカン太の蚤取り。
17日、日本人会事務局をしているムラブスタンの奥さんが妻にワープロを教えてくれ始める。去年着任したとき「家内は事務局をやるでしょう」と言ってあったのだが、やっと一歩を踏み出した。
18日、伊勢からお菓子を送ってきた。送料が5000円もしている。受けとるのが大変だからもう送らなくていいと言うと妻が怒る。気持ちを逆なでしてしまった。夜、バサティーンでコーヒーカップとソファマットを買う。
19日、下痢の原因はサルモネラ菌ではなく、カビのようなものだと病院のドクター。夜、きのう買ったコーヒーカップは傷、ソファマットは気に入らないので交換に行く。
20日、夜の散歩でカン太が鳥の骨をくわえてしまう。家に入ってテーブルの下で腹ばいになり、くわえたまま離さない。取ろうと手を出すと、鼻の頭にシワをよせて「う〜!」とうなる。こわい。コンパウンドではみなバーベキューをしょっちゅうやるが、食べた残りの骨をぽいぽい捨てるので、どうしてもカン太は食べてしまう。直径10cmもある骨をばりばり食べてしまうのだからすごい。食べてはいけないというしつけはまだできていない。