9月1日、妻はコンパウンドのショッピングバスに一人で乗り、プランタンに出かける。西洋人並になる。
9月3日、米軍がイラク攻撃を始める。
9月5日、カン太の餌がSSSにない。もちろんセンターにもない。
9月6日、つぼは遠足でナキールへ。つぼ抜きでヘラに出かける。「あいつがいないと楽だね」と話す。夕方クウェートへ出かける。
7日〜9日クウェートで仕事、10日にダンマンに向かうが、泊まりはバーレーン。サウジになんか泊まれるか。暑い中、びゅ〜とインタコンチに入る。喉がからからだ。プールサイドのレストランで「ハイネケンドラフト!」「うまい!」 焼き肉を食べてご機嫌。
9月14日(土)、妻は1ヶ月のワープロ練習を経て、日本人会事務局の仕事を始める。仕事はワープロで名簿を作ったりと簡単なものだが、コンスタントに外に出られるのがありがたい。それに小遣いが出る。1時間50リアルで、土日午前中3時間、計300リアル9000円、月36000円もの高給だ。
19日(木)、ぐるっと買い物をし、ローラーブレードを買う。帰って散歩、12時過ぎだ。
20日(金)、ローラーブレードをおどおどやる。つぼに「初めてにしては上手じゃない?」と言われる。夜は買い物。人でごった返す雑貨屋で品物をあさっていると、サウジ人のおばさんが「アシャラリアル(10リアル)」と教えてくれる。サウジ人とは没交渉だという先入観がまたすこし変わる。
23日、5月に発送した追加の船便が着く。中を開けると、醤油24本はない、ソース・酢・餅は少しづつ無くなっている、砂糖がこぼれている、洗濯物のハンガーは壊され、砂時計は粉々、ファミコンのカセットは全て開封されてそのままがしゃがしゃに入れられている。その様を見て妻が「かわいそう」という。幸いカセット自体は無事だった。醤油は厳密に言うとアルコールが入っているからだめだとは聞いていたが、没収されたのがそのためかどうかはわからない。専門業者だと品物にアラビア語のラベルを貼る等、手をつくすのだが、やはり来たばかりのときに普通に送ったのではだめだった。
24日、カン太の左手のひらに出来物が出来て痛そうなので病院へ行って注射をし、薬をもらう。