毎晩セントラルパークでアメリカンスクールの中学生たちがホッケーをしている。スケートはローラースケートではなくてローラーブレードで、みな大変上手だ。人数も30人くらいいるだろうか、毎日こんなふうに遊んでいればたくましくなるよな。中にひときわ均整のとれた男の子がいて、そのスケートの上手さとホッケーさばきの見事さにほれぼれする。彼には妹がいて、ラテン系なのかすこし色が浅黒くてほんとうにきれい。よくコンパウンドの中を二人して散歩しており、散歩のカン太に出会うと必ずかわいがってくれる。ある日、カン太が妹のお尻のにおいをかいで、鼻先が当たり「きゃっ」と言わせた。

25日夜、ホッケーの中へ散歩のカン太が入って行ってボールをくわえてしまう。中学生たちがホッケーそっちのけでわっとカン太の方に集まってくる。ディズニーの映画を見るようですばらしい景色。ボールを離せと口をあけようとしてもびくともしない。ものすごい力だ。鳥の骨とは違ってうなることはないのだが。

27日(金)1年前サウジに出発した日、恒例の水泳大会に出る。ジェッダの日本人学校の体育の授業は5月から10月まで水泳で、みな泳ぎが上手。小学生の競泳の様子に大人たちから賛嘆の声があがる。大人の部の20m自由形に出たが、フライングで体力を使い、2度目の飛び込みが遅く全然だめ。それにしても皆速い。80mx4リレーにも出たが、我がチームは選手が足りず2回泳ぐ。成績はふるわず。

29日、ローラーブレードでカン太の散歩をする。上手だったらこんなにいいことはないのだが、不自由が先にたつ。

30日、つぼ喉が痛くなる。熱もある。ルゴールを塗る。

10月1日、つぼまだ痛い。夕方、アラビアンホームズ内にあるGNPの出張所みたいな診療所で診断、薬はGNPにコンパウンドのバスで妻が取りに行く。帰りのバスはないので迎えに行く。

2日、朝から暑い。39℃もある。つぼ、学校は46℃だったって。汗をかかない。「プールに入って上がると寒いんだよ」 ジェッダでは普段は北風が吹いていて、だから北から進入した飛行機は、ジェッダの南でUターンしアゲインストで着陸するのだが、時々風向きが変わって、この日のようにリヤドのような天気になる。春先の場合は砂嵐になる。

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