12月13日の日本祭りで餅つき係になり、その打ち合わせを9日、会長宅で行う。ワインといい、餅といい、ここにいると原理がわかるねと話をする。

12日(木)、あちこち店をまわり、クリスマスツリーを探すがない。

13日(金)、日本祭り。盛況。ホテルの食事券があたる。家に帰ってカン太の散歩。我が家と同じ一画にインド人の家族が住んでいて、女の子が二人いる。二人とも犬がきらいで、散歩のとき出会うと尻込みする。普段私と出会うと、カン太を連れていなくても「カン太(はいるか)?」と聞く。この日、ゲートを出たら女の子と出くわした。女の子は恐怖で必死で逃げる。それを見てカン太がものすごい勢いで追いかける。女の子は転ばないように走る配慮も出来なくなって空中に体が浮き、地面に落ちる。悪いことをした。夕方紅海沿いのレストラン街の寿司屋に行ってみる。フィリピン人が握っていて、これまででいちばんおいしい。やっぱりフィリピン人は一番日本人に近い。「ジェッダはどう?」とお兄さんに聞くと、「オンリーマネー」と答える。食べたいだけ食べて500リアルもするが、たまには来よう。

14日(土)、年末にクウェートに出張せよと本社から指令が来る。やむなく、12月23日からのロンドン行きを1月2日からに変更し、健康診断日の変更を病院に依頼する。

15日、またインド人の女の子に会う。「カン太は噛む」と言う。おととい驚かせたのは悪かったが、噛んではいない。外国人というのは都合のいい嘘を平気でつくのだなとなぜか自信がつく。

16日、妻は先生の奥さんとショッピングバスで買い物に出かけ、プランタン手前に刺しゅう糸の店を見つけてバスを止めさせる。店で刺しゅう糸を何十種も日本語で持って来させて買い、終わってプランタンまで歩く。先生の奥さんは「すご〜い、日本語が通じる」という。

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