11日、ボエームを聞く。テバルディがすばらしい。相手のロドルフォはフランココレルリだが、写真の風貌が小林旭に似ていて、歌もこぶしだらけのまるで演歌。対するテバルディはふくよかで豊満で深みのある美声で、登場したとき拍手が起こるライブ録音でもう宝物だ。 妻の代わりにテニスをする。
車のほこりを10リアルで雑巾で拭いてくれる3国人がコンパウンドにいるので、夕方車を拭いてもらう。金を払う段になって小銭がない。3国人は小物入れに50リアル札があるのを見て、そこにあるという。じゃあしょうがないとその50リアル札を出すとつりがないという。「つりがないなら、中をのぞくな!」と声には出さなかったが、そういうことだ。
12日、妻は食べられず、ごはんも作れない。38度5分もある。氷まくらをし、病院に行き、ばい菌を殺す薬と、ビタミンCと、熱冷ましをもらう。
13日、今日もテニス。結局、毎週習うことになった。妻の熱は下がり、良くしゃべるようになる。夜シャングリラに行く。8時のお祈りが終わるのを待って、ギョーザをいっぱい食べる。最後のチャイニーズティーに茶柱が浮いている。これで直るか。
14日、2週間の健康診断休暇も今日で終わり。カン太は散歩でプールの水を飲み、センター前でお座りをして待っている。フルニエを聞く。すばらしい。
16日、伊勢からまたお菓子が着く。
17日(金)、夕方散歩をしていると、大きな犬2頭を連れた人が散歩している。出くわさないように大回りする。今度は夜の散歩をして家の近くまでくると、イギリス人が、「お前の犬はいい犬だ。しかし車におしっこをかける。今度かけたら、俺は本当に怒るぞ!」という。「わかったか!」というので一旦「ノー!」と言うが、喧嘩の英語がしゃべれず、結局「イエス」と言ったことになった。奴の車はポルシェで、我が家と同じ敷地のゲートを出たところに置いてある。ゲートまで戻ってくると、カン太はまたポルシェにおしっこする。しょうがない、ペットボトルに水を入れて洗い流す。
18日朝、ポルシェの水は乾いており、奴は気がついていない。夜の散歩でカン太またポルシェにおしっこ、またそうじする。