31日(金)、カン太をシャンプーして毛がふさふさ。ヘラへ行き、ボエームを聞き、夕方の散歩をし、フランス人がコリーを連れてきているのに出会い、夜の散歩をし、タハリアストリートのカイアットセンターという豪華なアパレルセンターに行ってフェラガモを買い、バサティーンでお香を買う。いろいろのことが流れ来る良い一日。
2月1日、ラマダンコンサートの首謀者の人が帰国するので送別パーティーがある。
2日、おとなりさんが帰国。夜7時半、飛行場に見送り。飛行場はインターナショナルとドメスティックとターミナルが二つあって、普通はインターナショナルから帰国するが、おとなりさんはサウディアでドメスティックから帰国。めずらしい。1年足らずのつき合いだったが、最初に会った人というのは影響が大きい。妻はまた泣く。
4日、コンサートの首謀者帰国。家にみんなで見送りに行く。カン太もいっしょに見送る。
5日、日本人会のテニス大会が21日にあるのでテニスの練習をしているが、妻は肘を痛める。
6日(木)、そろそろラマダンが終わるので、ビデオに撮っておこうと、ガムテープで車にカメラを取り付け、一路バラドへ。カメラを回しっぱなしでメディナロードを撮影する。道の段差でカメラがかたかたかたという。バラドに着き、レッドシーパレスホテルの前の駐車場に車を入れ、ビデオを停め、ガムテープを外す。妻が、撮影してつかまるよとごちゃごちゃ言っている。車から降りて、ドアを閉めたが、しまった、キーを閉じこめてしまった。ビデオを手に持つという普段より仕事がひとつ多く、うしろでごちゃごちゃ言うのが気になっての失敗だ。
とりあえずビデオだけ撮ろうと市内へ歩き出すが、妻がつかまるよつかまるよとうるさい。確かにビデオを持って通りを歩くのは緊張するので中止、タクシーをつかまえる。タクシーの運転手はエジプトで乗ったタクシーの運転手に似たおじいさん。走り出して日本人だというと、それはすごいという様子で「ナンバーワン!」とボンネットをたたく。タクシーはクレシーダで、日本のマーク2だが、これがサウジでは一番多い車で、日本に対するサウジの好感度がわかる。 22リアルで家に着く。