28日(金)は運動会。終わって夕方、ヘラに買い物に行く。上空を飛行場へ着陸する飛行機が次々に飛んで行く。7月のフランス旅行以来出入りが多く、心ここにあらずの状態が続いたが、休日は気持ちがゆったりしていて、慣れたなあと思う。
29日、2月のラマダン休みはパリばかりではと健康診断とくっつけてイタリアにいくことにし、切符を予約する。それから正月にはエジプトへいくつもりだが、ルクソールで観光客襲撃事件があって、行くなと圧力がかかりそうだ。
12月1日、リヤドへ日帰り出張。行きの着陸の時、びっしりと詰まった雲海の中に高度を下げて行き、しばしまわりが乳白色一色になる。仕事を終わって、帰りの飛行場でエジプト行きの話を商社の人とすると、火中の栗を拾うようなものだと反対される。
3日、領事館から注意喚起と観光自粛勧告が出る。カイロに行って、ついでにピラミッドを見てきた保険会社の人に話を聞くと、家族を連れていくのはやめた方がよいといわれる。死んだふりをしていた人をわざわざ仰向けにして鉄砲を撃ったということだ。気持ちが整理されないままに、厭戦気分になってくる。代わりにどこに行くんだよ、ギリシャは寒くてだめ、セイシェルかシンガポールかなあ。
4日、セイシェルはデュバイから週1便しかなく、シンガポールに決定。
12日(金)、コンパウンド内で配布されるビラにクリスマスツリーゆずりますとあり、電話するが留守電になっていてつながらない。
16日、海外子女教育振興財団文芸作品コンクールの詩の部門でつぼ特選に入選。ラマダンをやっているサウジ人は楽しそうという詩で、先生の添削がどれくらいあったかわからないが、詩の部門のベストテンに入ったというところ。
17日から妻は日本人会事務局の引き継ぎを始める。
20日、留守電の人から妻に電話があり、落ち合って見るとツリーは小さくてだめ、次の日家に来いということになる。21日、引き継ぎの人といっしょにその人のコンパウンドに行く。住所等わからず大騒ぎしてたどりつく。何か買わないとまずいということで、もみの木のペンダントを買ってくる。大笑いの連続。