28日(金)、カン太を病院にあずけ、夕方4時シンガポールに出発。順調にチェックインし、機内に乗り込むとすぐにおしぼりが出てくる。スチュワーデスの「胴がこれしかない!」と妻が両親指と人差し指で輪っかを作って驚嘆する。離陸までの時間は短く、上空に上がってすぐに食事となり、おしぼりが出てくる。食事を終わってまたおしぼり。シンガポール航空(SQ)は世界一のエアラインだ。翌朝着いて、小さい字のびっしり詰まった入国カードを記入する。イミグレーションの係官はまじめで、タクシーも少し待ったが、とにかく安心だ。ホテルはインタコンチ。きれいだが、小ぎれいすぎてものたりない。町に出て、ご飯を食べ、メトロノームと靴下とパンツを買ってくる。日本の買い物みたいだ。

30日、セントーサ島に出かける。シンガポールのディズニーランドといったところか。ケーブルカーで島に渡り、セット券を買わされる。案内について歩かなくてはならないので苦痛だ。日本がかつてシンガポールを侵略したことを記憶する博物館がある。そういえば台湾にも同じようなものがあったな。お昼を食べ、電車に乗り、ボートに乗り、ジェットコースターに乗り、つぼは電気自動車に乗る。天井から電気を取っている車で、シンガポールの小学生数台がいっしょだ。アバのダンシングクィーンが始まり運転開始。突然シンガポールの小学生が車をぶつけてくる。つぼはびっくりするが、別の子も次々と車をぶつけてくる。女の子もぶつける。どうやらぶつけ合うのが遊びのようだが、育ちのいいつぼは一向に事態がのみこめない。そのうちハンドルが効かなくなって動かないと絶望的な表情。数分でセッションが終わったが、カルチャーショックだ。

セントーサ島にはシンガポールの象徴マーライオンの新しいのがあり、中に入ってシンガポールを見渡す。マーライオンの喉ちんこの向こうに夕焼けをバックに大きなシンガポール港と南洋の雲が浮かぶ。しかし、パリのディズニーランドもつまらなかったが、遊園地というのは面白くない。再びケーブルカーに乗り町へ戻る。バスに乗って中華街へ行くが、全然にぎやかでない。夕飯を食べてうっとうしい暗さの町を歩き、モスクを入り口から覗き、地下鉄に乗ろうと歩いてシンガポール川に出たら、川沿いに数百メートルにわたって食べ物屋が並び、大にぎわいで、やっといいものを見た。

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