26日、マハマルセンターの帰りにサイドブレーキをかけたまま走ってしまい、そのせいかどうか、エンジンがちりちり音をたて、ブレーキが効かなくなる。何度もかけなおしてごまかしながら家に戻る。
7月31日(金)、商社の人が交代でくるので、出迎えに飛行場に行こうと車に乗り込みエンジンをかける。飛行場の駐車場代1リアルを忘れたので家に取りに帰り、再度キーを回したが、エンジンがかからない。出発していなくてよかった。8月1日〜3日とダンマンに出張。4日、NHKが見えるようになる。5日、車を修理で代理店に持ち込む。
6日、半年のお預けだったイタリアに出発。運賃が安いので今回サウディアにしたが、エアコンが効きすぎて寒い。毛布をくれというがない。ローマに着く。カスタムは荷物を開け、パスポートをチェックする。うるさいなあ。両替をするが、ここもパスポートをチェック。電車乗り場に行く。ウィスキーがずらりと並んだバーがある。いいなあ、自由の象徴だ。電車に乗る。緑が濃い。終着駅テルミニに着いて地下鉄で二つ目のバルベリーニへ。おりて外に出ると、地図やガイドブックの記載から想像していた、立派な道とはほど遠い小さな道だ。ベネト通りを荷物を引きずりながら歩くが、坂道で大変。15分ほどでホテルに着く。はすかいベネト通りの向かいのホテルは名だたるイクセルシオールホテルだが高くて泊まれなかった。チェックインすると、ここでもパスポートチェック。結構後進国だなあ。朝着いたのが早いので時間がたっぷり。ホテルを出て適当に歩いてお店に入り、スパゲティとピザでお昼。おいしい。店のおじさんが勘定書をこれがいくら、これがいくらと電卓をたたいて、ほれこの通りとにっこりとして妻に見せる。妻は合ってるという。店を出て、再び適当に歩くと、三位一体の教会に出た。そこからスペイン階段が下に広がっている。お〜! 階段をおりていくと皆半そで、短パンでこのうえなくリラックスしている。なんということもない階段だが、みなただ座って時間をすごしている。妻を日本人と見て日本人が寄ってくる。近くにカメオのお店があるから来いというのだ。お店に行って、店を出てトレビの噴水へ向かう。通りは馬車が歩いていて、いい雰囲気。行き過ぎてしまって前方に大きな建物が出てくる。西暦2000年を祝うために工事中だ。向こうにコロッセオが見える。地図を確認してトレビの泉に戻ってコインを投げ、パンテオンに行って、前の広場でビールを飲んで、眠くなって、またどこかの教会に入って、スペイン階段に戻り、上のお店でジノリのお皿を見物して、日本食の店を探しまわって夜8時、やっと夕食にありつき一日目終了。