16日、今日で夏休みは終わり。魚市場へ行き、近所のスーパーに寄り、ホームセンターのような店にいくと、長いこと欲しかった温度計を売っている。やっと見つけた。コリアナでもち米を買い、夏休み終了。

29日、シリアに出かける。着いてみると、代理店のセールスは会社をやめてイェメンに行ってしまったという。ラタキア、アレッポをまわってダマスカスに戻り、9月2日、代理店のセールスに渡してあった資料や道具を返せというと、セールスが全部持っていってしまったと商社のスタッフがいう。泥棒じゃないかというと、友達を泥棒だなんていえないと泣きそうな顔をする。インテリスタッフがまあまあと仲裁に入る。高価なものではなく、大したことではないのだが、逃げてしまえばかまわないという根性と、友達だから泥棒といえないという、仕事と友達の混同がしょうがないなあと思う。ジェッダに戻ってイミグレーションに行くと、サウジ人専用だと受け付けない。オールビザと書いてあると詰め寄るが言うことを聞かない。こういうのが腹が立つのだ。

さて、今年の日本人会の旅行はアブハーナジュランの旅で、ジェッダから南の山岳地帯を2泊3日で訪ねる。9日(水)、カン太は今回はオーストラリア人夫婦に預かってもらうことになり、奥さんにやり方を説明し、夕方出発。飛行機へ向かう移動バスのなかで、SYKさんに「この頃アラブ飯が好きになってしまって」と話す。南に向かう飛行機から見るジェッダの景色は絶景。アブハに着くと涼しい。山の上のインタコンチは遠い。皆で食べる夕飯は修学旅行の雰囲気。寝る部屋が家族単位というのが違うが。

10日8時ホテルを出発。山の上の展望台に行く。人任せの旅は気楽で「最高ですね」と皆と話す。スークに寄る。女の人が店番をしている。おそらく文化圏がイェメンの影響範囲なのだろう。カン太のご飯用に真鍮製の、底に細かい模様が彫ってある食器を買う。国立公園に行く。公園の説明をしてある建物があって、そこに表示してある資料はわかりやすい。このあたり、雪が降ったことがあることが説明してある。崖の中腹にハンギングビレッジという遺跡のようなものがある。ハミスムシャイトという町に向かう。町に入るとパトカーがバスの前後をサイレンを鳴らしながら行ったり来たりうるさい。シルバースークというスークに寄る。スークの中でSYKさんがひとりたたずんでいてマリーアントワネットのようで大変目立つ。ホテルに入る。先ほどのパトカーは我々のバスを先導してくれていたのだそうだ。夕飯でSYKさんと群れない話をする。

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