11日、バスでナジュランに向かう。途中、遺跡に寄ってひるめしのホテルに1時50分着。この上なくまずいごはんだ。山の中のナジュランダムに行く。深い山で、雪がなく、標高こそ高くないが、去年見たメールドグラスみたいだ。 ダムの管理人のような男たちがいる。最近ジェッダに来たムラブスタンの日本人が、彼等に日本人の奥さんたちとビデオを撮ろうという。男たちはとんでもないという様子で、「ラー! ラ!(ノー、ノー!)」という。彼等はやはりふだん女性と口をきくなどということはない様子で、中学生のように純情なのだ。ダムを終わって、昔の宮殿のようなところに行く。イェメン風の建物で、このあたりもちゃんと歴史があるのだ。ホテルに一旦戻って飛行場へ。ここの飛行場もリヤド並みに警備が厳重だ。ガシムもそうだが、地方の飛行場ほどきびしいようだ。SYKさんは今回ご主人が不参加で、女のひとり旅で飛行機に乗れるか心配していたのだが、無事発券された。延々飛行機を待って、サンドイッチを食べ、ようやく出発、12時ジェッダ着。タクシーで帰ってカン太さんぽ、ふろ、おにぎりで3時。
13日になって妻は下痢。旅行に行った人のかなりの人が下痢。校長先生は点滴して入院直前までいく騒ぎとなった。
新学期になって女の子の同級生が来ているので18日(金)、家に遊びにいく。コンパウンドがシェラトンの先の方にあり、車でつぼを届け、再び迎えに行く。
23日、妻は400リアルで買ったテニスのラケットを新品同様と嘘を言って300リアルで売る。握るところが一度削ってある。アラビアに生まれたほうがよかった。
27日、こんどは96年夏に買った井戸の絵を売る広告を出す。
30日、井戸の絵は400リアルで売れた。丸2年続けた日本人会事務局の仕事も今日で終わり。つき合いも広くなり、お世話になりました。