26日、今日はパリに戻る。電車は2時過ぎなので、チェックアウトをしてから町中をひとりで見てまわる。カーリングをやっている。なにが面白いんだという遊びで、時々テレビで見るが、ここが本場ということはわかる。冷えて来てホテルに戻ってレストランでお昼。みやげ物屋でガラス製の犬の置物があったので買うが、しまった、クレジットカードをレストランに忘れてきた。あせって走り、あった! さすがスイス。こういうところは安心だ。2時18分発、往きに見たサンタクロースの教会を確認してヴィスプで乗り換え、すぐにローザンヌに着く。ベルンから来た電車とドッキングしスタート。はじめの内はすいていたが、フランスに入って混む。途中検察が3回あり、10時リヨン着。遠かった。ホテルに入ってから、ホテル前のレストランで生牡蠣を食べる。飛行場行きのバス停を探しておく。しかし見つからない。
27日、朝ごはんを食べて、さあ出かけるぞと服を着ると、クレジットカードがない。きのう何度も検察でポケットをいじったので、その時落としたか? わらをもつかむ思いで駅の警察へ行く。警官は英語を話す人とフランス語しか話さない人と両方いる。届いてないとどうしようもない返事。案内所でも聞くがあるわけない。しかたがない。ホテルに戻ってレセプションに助けを求める。美人ではないが清楚な女の子が親切に何度も電話してくれて、「緊急」の電話番号を教えてくれる。部屋は掃除中で、少し待って部屋に入り、「緊急」に電話、代わりのカードを頼む。もう3時だ。エッフェル塔に出かける。どうもエレベーターを見つけなかったようで、鉄骨の間の階段を登る。本来もっと上の展望台があるはずだが寒くて、ひとつひとつパリの建物を確認しておりる。次はノートルダム。3月の仇を取っているみたいだ。シテ島でおりて中に入る。ひとり旅の日本人の若い女の子がずらっと並んだろうそくの前で自分もろうそくをつけて置いている。素敵という恍惚の表情をしている。日本の若い女の子の西洋好き、フランス好きの表情。教会を出て、また地下鉄でオペラに来て犬のクッションを探すが見つからない。またラーメンを食べて帰る。カード会社から電話が来る。カード代は10500円とのことで、もちろん作ってください。