28日、残りの現金1000フランくらいで今日明日を暮らさなければならない。去年見た絵をもう一度見たくてバルビゾンへ出かける。電車代215フラン。ムランに着いてバスはなく、タクシーを聞くと100フラン。乗るしかない。去年のギャラリーでけしの絵を見る。やっぱりいい。フォンテンブローの森へ行くがタクシーがなく、ギャラリーに戻ってタクシーを呼んでもらいムラン駅へ。86フラン。2時発、ホテルに戻ってお金の算段。今日の夜と明日の昼夜の3食を280フランでまかなわねばならない。これはつらい。地下鉄の切符は24枚あり、あと8回乗れる。4時半スタート。バスティーユのオペラ座に行く。まわりを一周して、中に入ってみると、世界各地のオペラ座のポスターを売っている。ここに来れば買えるのだ。シャンゼリゼに行って妻が持っていたサウジリアル300リアルを384フランに両替し、オペラ座に来てまた犬のクッションを探すが見つからない。晩ごはんを食べなきゃ。ピラミッドの裏通りにピザの店があったので入る。ハウスワインとピザで280フラン。味もまずまずで助かった。ピラミッドのエレベーターをおりると、新しい地下鉄14号線がある。ぴかぴかでシンガポールの地下鉄みたい。完全無人運転であっという間にリヨン駅に着く。早い。
29日11時、また14号線でピラミッドへ行き、犬のクッションを探し始める。オペラ座通りのルーブル寄りからひとつひとつ店を確認していく。ペリカン便の店があったので聞く。オーベル通りのRER駅向かいと教えてもらい、行くとあった。600フラン。今回はだめ。ラーメンを食べてまたピラミッドからホテルに帰る。クレジットカードはまだ来ていない。明日の朝食はいらないとレセプションに連絡。カード会社に電話すると、5時か5時半に着くという。ノートルダムに出かける。サントシャペルは有料で、つまとつぼだけ入り、私はサンジェルマンダプレを散歩して5時20分、再びホテルに戻るがカードは来てない。