もういちどカード会社に電話するが「あなたは払っているか?」というようなことを英語で言われるが、意味が何度聞いてもわからない。何語がいいのだというので日本語がベストと答える。しばらくして電話がかかる。きれいな女の人の声の日本語でよくわかる。あたりまえだが。電話の音が大きくてすぐとなりで掛けているみたい。あなたはどこから掛けているのですかと聞くとアメリカだという。事情を話すと20分待てといって電話を切り、すぐにまた掛かってくる。7時半か8時まで待て、それで来なかったらあしただという。あしたは朝もう帰るのでその場合は日本に電話してキャンセルすることになる。レセプションで請求をチェックするが、朝食はキャンセルされていない。直させて8時過ぎ、オペラ座通りのスーパーに行ってパンワインチョコレートを買って帰る。レストランでワインの栓を開けてもらい、レセプションにカードが着いたら破って捨ててと頼み、パンにかぶりつき、ワインを飲んで寝る。
30日、7時50分チェックアウトを先にすませ、部屋に戻って一気に片付け、レセプションで預けておいたクリスマスツリーをちょうだいというと、見つからない。8時5分になる。もうだめだと思ったところで見つかった。バス停に行く。1台がすぐ来るが行き先が違う。あと5分だ。バスが来る。 あれかな? 信号待ちだ。これだ。大人二人、子どもひとり、175フラン。これでもうお金は使わない。やっと目処がついた。飛行場に着いて、中に入ってやっと人任せだ。11時離陸。12時ごはん。おいしくない。紅茶薄い。ウィスキーをやたらに飲んで寝てジェッダ着。イミグレーションは順調に通過したが、カスタムがクリスマスツリーを開ける。あ〜! 「クリスマスツリーか?」「デコレーションツリーだ」「中の部屋へ行け」 登録するのかな? 部屋に入り、また戻ってキャスターを持ってきてもう一度中に入ると、「カーゴのデューティーマネージャーの所へ行け」という。いつでもいいのかと聞くとイエスという。クリスマスツリーを持ってこうとすると、「これはだめだ」「え〜!」「カーゴへ送るから、あとはマネージャーに言え」「あっそう! そういうことか!」 今日はじたばたしてもしょうがない。さっさか車に乗ってアラビアンホームズ着。トランクを開けて荷物を引っ張って「かんちゃん!」 いない。ドアを開ける。いた。太ってる。散歩して10時。ラーメンを食べておいしい。1時42分寝る。