探すのが大変で、これじゃない、これじゃないと探していくと、あった! これだ! 「クリスマスツリーだ」とマネージャーがいう。こちらはとぼけるが、知ってるんだよね。「いくつ入ってるんだ?」 「知らん」 数える。枝が41本。マネージャーは一本を持って部屋に行き、何か書類を書いて戻ってくる。付いて来いといわれ、またカスタムに戻り、いつもの入り口の窓口にくる。再び最初のマネージャーの所に行って「クリスマスツリーか?」と問うので、「ノー!」と言うとそれ以上何も言わずに何か書いてくれる。それを持って外に出てランクルを探し再び倉庫へ。お祈りで少し待ったが、「OK!」という。倉庫に行ってサンプルの一本を中に入れてランクルに積んで、スポンサーのマネージャーにお礼をいう。大快挙だ。「なぜもっと早くしないのだ」とマネージャーがいう。「ラマダンホリデーの前に来た。その後忙しくて今日になった。」と話しながらスポンサーのビルに帰り、マネージャーをおろして、サンキュー! アラビアンホームズに運び込み、午後1時。
3月5日(金)、日本人会総会。会長が代わり、新会長があいさつする。「ジェッダの日本人会は奥さんで持ってる」 家に帰ってこれを妻に言うと「わたしのことか!」という。長生きする。6日、車の引き合いで千客万来。8日、モハメッドが電話してきて2万8千リアルだという。だ〜め!
9日、ノボテルに予約の電話をする。女の子の声が聞き覚えがあるので、去年カードをなくしたことを話すと、覚えているという。車に試乗したいという問い合わせがあり、翌10日、3人が来て試乗する。後ろに乗るのは初めてだといいながら同乗する。コストパフォーマンスの高い車だといわれる。11日、ランクルをコンパウンドに置いて運転手はタクシーで帰す。休みにはランクルに乗ることにしたので。またモハメッドから電話がくる。うるさい。12日(金)、2年前にいっしょに来た先生2家族が帰国するのでお別れ会。終わってランクルに少し乗ってみる。
13日、ランクルをこわごわ運転して客の所に行き、会社へ行ってからダンマンへ出発。飛行場でチェックインカウンターの先頭に並ぶと、レバノン人風のにいちゃん3人組が来て前に割り込む。「おい! 並べ!」というと一人が「おい、並べだと」と仲間に言っている。奴がいう。「俺たちは10分前にここに来た」ばかものが! あきれている内にカウンターがあいたのでさっさとチェックインしてしまい、それきりだったが、世界でまじめなのは日本人だけだ。