28日(日)、今日からサマータイムで1時間損しますとホテルに張り紙が出ている。ゆっくりごはんを食べてRERでバルビゾンへ。タクシーで絵のお店に行く。お店に入るとけしの絵はないという。う〜ん! しょうがないと思っていると絵が出てくる。あるじゃないか。しかし今度は買えるの買えないのとよくわからない。じゃあせめてビデオにとカメラを構えるとだめだという。なぜ売れないのだと念押しするとOKだという。買う買う。1万フラン。クライマックスだ。フォンテンブローへ行く。去年の中華でごはんを食べ、フォンテンブロー城を絵を持って歩き回る。去年はちょっとしか見ておらず、奥の方へ入っていくと大きなお城で広くてすばらしい。フォンテンブロー駅まで歩き電車を待つ。相変わらず自転車を持って電車に乗る人が何人もいる。パリへ戻ってホテルに戻り、再び夕食に出かける。うなぎ屋があるはずだが見つからない。ラーメン鉄火丼てんぷらうどんを食べ、パンとジュースとビールとワインを買ってホテルに戻り、またワインの栓をあけてもらい、風呂に入ってからビールとパンとワインにかじりつく。極楽。
29日、ごはんを食べて10時半、ヴァンセンヌ城へ出かける。円錐形の塔の向こう側の建物が西暦2000年の工事をしている。建物の脇に彫刻が並んでいて、つぼはその前でひとつひとつポーズをとる。教会見物の時間待ちをして中に入ったが、あるはずの説明がない。ホテルに戻り、きのう買った絵を持ってオペラ通りのクロネコヤマトで日本に送った。妻は自分で通関させるというが、もういやだ、もうすぐ帰国だと安全策をとった次第。アンバリッドへ行くが、中には時間切れで入れず、ずっと歩いてパン屋で甘いケーキを買い、セーヌ川沿いを歩いて橋を渡り、地下鉄でフォルムドアレという広場に出てみると、古い教会の前が広場になっていて、顔が横たわっている現代風彫刻があり、手前の芝生で犬が大勢散歩している。ゴールデンが空のペットボトルをくわえて遊び回っている。ゴールデンは遊び好きだ。また地下鉄でパレロワイアルに来て、うなぎ屋を見つけて入る。となりの客が日本人で、聞こえてくる話がわかってしまい、気になる。バスで帰ろうとしたが9時半でおしまい、結局ピラミッドから地下鉄に乗る。先頭で線路をビデオに撮ろうとしたが、アラブ人らしい客たちに先を越されて、ズームになってしまった。ホテルに帰ってまた風呂、パン、ワイン、ビール。