まず貨物だが、成田ーリヤド間が週1便あるが、ジェッダへはない。リヤドで出迎えて4駆で運ぶというのは我が家の場合不可能だし、業者にまかせる貨物では心配で且つかわいそうなので不採用。
手荷物の場合、南回りでは経由地で犬はスルーチェックインできるかの確信が持てるまで予約できない。 南回りの場合で、キャセイを使って香港経由バーレインで陸路で入国するのが入国の仕方としてスムーズだが、バーレインから車でダンマンの飛行場まで来たとして、「サウディアドメスティックに乗れるか」問題が判明しないと決定できない。ジェッダのサウディアに電話するが、たらいまわしで質問に至らない。ということで、南回りは不明点が多いが、とにかく南回りか北回りかを検討するため、ABCという、飛行機の時刻表のような分厚い本を始めから丁寧に読み始める。シリアで商社のスタッフが、ロイヤルジョルダニアン(ヨルダンの飛行機)があるじゃないかと言っていたので、それも含めて、ジェッダにくるフライトを片っ端から書き出す。ヨーロッパ経由はフランス、イギリス、スイス、オーストリアとどれも同じようなものだ。
11日、ジェッダのサウディア本社に、犬が乗れるか聞きに行く。門番が乗れないというが、お前に聞いてるんじゃないと奥へ入って係官風に聞くと乗れないという。切符屋にこれを含めて質問状を作成し持っていくが、サウディアは犬は乗れないと言う。
南回りでは不明点はともかく、20時間以上のフライトで余りにかわいそうだ、オランダには犬のホテルもあるとパンフレットに書いてあり、KLMにしようと決める。
翌12日、KLM3月29日成田ーアムステルダムを予約する。3月30日はアムステルダムに滞在、31日にジェッダにくると決める。この日、留守宅に赴任までにやることを整理してファクスする。引っ越しの荷物を送り出すこと、 家族の滞在ビザ(イカマ)申請に必要な戸籍謄本を取って本社へ送付すること、 カン太のケージを買うこと、英会話は頻度を上げること、必要な学用品、必要な日用品、不必要な日用品等々、るる述べる。