11日(日)、運転免許を取る手続きにでかける。。運転手に全ておまかせで、書類を入れて持って歩くファイルを買い、彼について歩く。血液型の検査で、先にガラスの破片のようなものがついている小さなハンマーで指の腹を叩き、出た血をスライドグラスに押しつけて凝固反応を見る。商社のベテラン日本人が、「おれは日本人だ、Aと書けと言えば大丈夫だ」と言っていたがそんな成りゆきにはならず、結果はA型とでる。あ〜、この検査は合ってるよ。次は視力の検査。部屋は1畳程も無い狭さで、上、下、右、左と答えて行く。字が小さくなって来て、反対側を向く。そこには鏡があってそこに写った字を読む。これで距離が2倍になる。かしこいね。
書類の承認に移る。日本の免許証のコピーが汚いといちゃもんがつき、オリジナルを持ってこいという。見るからに生意気なオフィサーに何を言うかと食ってかかるが、長いものに巻かれている運転手がやめとけと制止する。やむなくコンパウンドにとって帰すが、結局あした1時に来いということになる。翌日、日本の免許証を提出、あしたサウジの免許証が取れると言う。もう全てに半信半疑で本当か? 翌日2時、免許が取れた。奇跡だ。
14日(水)、銀行に15000リアルを預ける。口座を開く条件だ。
15日(木)、コンパウンドのスーパーマーケットで犬の餌は売っているが、置いてある数が少なく心許ない。動物病院だったらあるかもしれないととなりの犬の人にいわれていたので、動物病院に行く。場所を探すのは運転手にまかせておけばいい、ほんとに彼らはジェッダをよく知っている。餌を分けてもらえるかを聞く。分けては貰えない。しかし、餌を売っているスーパーを教えてくれたので、偵察する。なるほど、ペディグリーチャムを売っている。一安心だ。
17日(土)、カン太の日本でかかっている病院に電話する。3月20日(水)は病院はやっているか確認し、証明書作成をお願いする旨伝える。帰国のスケジュールをフィックスする。3月16日リヤド、17日デュバイ、18日デュバイでプレゼンテーションし、シンガポール経由で19日帰国、犬の手続きをして4月3日バンコク経由で戻る。
18日でラマダンが終了し、19日からエイドといわれる、ラマダンが終わったことを祝うお祭りに入り、23日まで休みになる。皆はラマダン中からどこかに旅行に出掛けるのだが、犬の準備に忙しい日本人は遊ぶ気などなく、せっせと住まいのメンテナンスをする。